都電荒川線6000形一球さん1988〜2000.12
都電荒川線7000形1986〜2017.2
都電荒川線7000形復刻色青帯:1978.1〜1986/2005〜2017.6
赤帯:2013.11〜2017.4
都電荒川線7500形1984.3〜2011.3
都電荒川線7500形阪堺電気軌道色2010.6〜2011.3
都電荒川線8500形1990.5〜
都電荒川線9000形2007.5〜
都電荒川線8800形2009.4〜
都電荒川線8900形2015.9〜
都電荒川線7700形2016.5〜
6000形・7000形・7500形はその見た目になった期間の年数を書いてます。
6000形
1947年に作られ戦後初めて製造された都電車両で、都電全盛期時代の中心だった車両。そのうち1両のみが荒川線ワンマン化後も残り、イベント車両として運用され、「一球さん号」として親しまれた。引退後、現在はあらかわ遊園内で静態保存されている。
7000形
元々は1954年に製造された形式で、1978年の荒川線ワンマン化車体改造工事の際に現在の外観になった。その時の塗装は黄色に青帯だったが、1986年に冷房化工事を行い現在のアイボリー地に黄緑の帯になった。都電荒川線の最多車両で現代の都電の顔として長く活躍していたが、2017年についに引退した。
黄色に赤帯の復刻色はこの外観になってからは初めての配色。なぜなら青帯がワンマン、赤帯がツーマン(車掌がいる)を表すサインだったから。
7500形
元々は1962年に製造された形式で、1984年に冷房化工事の際に車体改造工事も行われ外観も変わった。アイボリー地に黄緑の帯の塗装は7500形が最初。
2010年、阪堺電車とのコラボでそれぞれの昔の塗装を交換して1両のみ塗装された。
先輩である7000形よりも先に引退、しかも引退(2011.3.13)直前に大震災が起きてしまいさよならイベントが行えず悲しい最後となってしまった。
8500形
荒川線としては初の、都電としては28年ぶりの新型車両。8500形5両のうち2両が都電車両で唯一オールクロスシートとなっている。
9000形
一球さんに変わるイベント車両として造られた。内装も木目調、真鍮製の手すり、路線図も明朝フォントを使ったレトロ風味なもの、サイドの窓も円形とかなり凝った作りになっていて外見もレトロ風になっている。9001号、9002号とそれぞれカラーが異なる。9001号は宝くじ協会から助成を受けて造られたので「宝くじ号」と表記されている。
年に数回、花見やハロウィン、クリスマスなどイベントごとにどちらかの車両の内装が飾られる。
8800形
7500形の置き換えとして製造された。3つのデザイン案から公募投票が行われ、一位になった案が採用された。丸みを帯びた車体。4色あるが、全10両中5両がローズレッド。
前面下部がダンボーみたいで可愛らしく見えるが、実際はスカートが加わるとチョビヒゲのオヤジみたいに見える。
8900形
7000形の置き換えとして製造された。8800形の公募投票時の選ばれなかった案のうちの一つと似たデザインになっている。8800形と比べて角ばった車体。8800形から紫がなくなって青が増えた。色の偏りはなく、全色2両ずつ。
7700形
7000形を大規模改修した形式。車体や一部の装置はほぼそのままに駆動装置などが大更新された。塗装もクラシックモダン調な3色になり生まれ変わった。